行定勲監督のきょうのできごとをレンタル。意識してるわけじゃないけど、ここんとこ映画ネタが続いてます。
どっかで関西弁が良い味出してる映画みたく聞いて、内容はよくわかんないけど見てみようかみたいなノリで見てみた作品。劇中の台詞「俺らが知らへんうちに、いろんなとこでいろんなことが起きてるんやなぁ。」で集約されてる映画。こういう日本映画は大好き。セットもCGも大事だけど、それよりも人が映画を作ってるんだ的なスタンスがゆるいようですごく心地よい作品を作り出してると思う。
流れはゆるいようだけど特にだらだらな感じは出さずに伏線で興味をひきつつ、見終わった後も妙な満足感というか納得感を与えてくれる。この手の映画は見てる間はすごくなんか良いなーとか思えてても、終わりに近づくにつれ消化不良気味になってそのままってパターンが多い気がするのに、見終わってもそういう感覚を覚えさせないのは引き際がうまいのかも。もちろんその後も気になるんだけど、それを消化不良と感じさせない。
なんか褒めまくってるけど、自分の中で日本映画のテイストに求めてたものがすごくうまく表現されてる映画だったみたい。田中麗奈も妻夫木聡が出てるのもあるかも。大スケールで感動ものな日本映画も全然良いけど、こういう9割が人で成り立ってるような日常ものの日本映画も良いと思う。そう思わせてくれる作品。★★★★☆